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物語に引き込まれた導入部分
何気なくテレビを見ていたらドラマが始まった。
いつもの通りスマホを操作しながら流し見をしていた。
生田斗真が出演していて、トランスジェンダーに扮したリンコという女性を演じている。
「んッ」と目が釘付けになった。
興味津々で見ていたらスマホを置いて見入っていた。
気になって検索してみた。
どうやらドラマではなく2017年2月25日に公開された
「彼らが本気で編むときは、」という
監督/脚本 荻上直子さんの〈映画〉だったようだ。
「彼らが本気で編むときは、」あらすじ
女性の心を持ちながら男性に生まれたリンコ(生田斗真)はトランスジェンダーで
性転換手術を終えていた。
外見的に多少、男性の名残りがある。
「男性が女装している?」
そんな奇異の目で見られることがありそうな雰囲気を醸し出している。
彼女には理解のあるパートナーのマキオ(桐谷健太)がいて、
2人は仲睦まじく同居しながら穏やかに暮らしていた。
そんな折、マキオの姉(ミムラ)が11歳のトモを育児放棄で置き去りにし
姿を消してしまったため、マキオがトモの世話をすることに…
リンコ、マキオ、トモの3人の同居生活が始まる。
3人の生活は お互いの家族間の葛藤、介護、LGBT、ネグレクトなど
盛りだくさんに詰め込んまれ展開していく様子が描かれている。
最終的にはトモの母親が「シレッ」迎えに来て終わりを告げる。
ざっとこんな感じのあらすじ。
感想
ひと月余りを共に過ごしたリンコとの思い出は
トモにとって、きっと忘れられない記憶の一つになると思った。
彼女の人柄、接し方、距離の詰め方、話し方、優しく暖かい包容力。母性愛。
最後トモは生みの親を選択するが、リンコの愛情は一生忘れないだろう。
母のいる自宅に戻るトモにマキオが「姉ちゃんを頼みます」
と言った一言になんか「ジーン」と来て思わず涙がこぼれた。
彼らの利己的でない奥深い感情、お互いを思いやる心が
美し過ぎてとても感動的だった。
なにか大切なことを思い出させてくれる。そんな印象が残った。
外見だけで判断しないことは大事だと改めて共感できた。
最後に
この作品はムードが落ち着いていてペースも緩やかなので
ゆっくり観ることができる。
スローな展開だがコミカルなところや涙するところもあり
丁寧に作品が作られていて全然飽きない。
リアリティを感じながらも、変な違和感を感じさせないのもよかった。
音楽にもほっこりさせられ、是非おススメしたい映画でした。
見終わった後、しばらくの間「満足感」に浸っていた。
監督/原作:荻上直子の他の作品を検索してみた。
「川っぺりムコリッタ」が配信されている様子。これから、見てみようと思っている。
ご覧いただきありがとうございました。
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